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県警(村田隆本部長)と琉球銀行(金城棟啓頭取)、沖縄銀行(玉城義昭頭取)、沖縄海邦銀行(上地英由頭取)の県内3行は30日、交番や各行の店舗を、移転や老朽化で将来的に建て替える際、交番と銀行が一つになった「併設型」にするため話し合うとする覚書を那覇市泉崎の県警本部で取り交わした。
県警によると、県内には67の交番があり、既に那覇署おもろまち交番、嘉手納署大通交番が銀行併設型交番になっている。交番の約4割は建築から20~30年がたっていて建て替えの時期を迎えているが、地域住民や観光客の利便性、犯罪抑止効果の向上などの面から好条件の用地確保が難しく、銀行店舗との併設型を目指すことになった。
銀行側も交番が併設されることで、防犯面での効果が期待できる。覚書を締結した県警と3行は今後、交番や店舗の建て替え時期に個別に話し合うことになる。