オスプレイ配備の意義強調 安倍首相


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 【東京】安倍晋三首相は31日、衆院本会議の所信表明に対する各党代表質問で、米垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの沖縄配備について「わが国の安全保障にとって大変大きな意味がある」と意義を強調した。

 その上で、オスプレイの運用については「地元の皆さんの生活への最大限の配慮は大前提だ。オスプレイに関する日米合同委員会の合意などについて丁寧に説明し、合意が適切に実施されるよう、米側との間で必要な協議を行っていく」と述べた。
 米軍普天間飛行場の移設については、日米合意通り、名護市辺野古移設を進める考えを重ねて示した上で「政府としては沖縄の声によく耳を傾け信頼関係を構築しつつ、普天間飛行場の移設に取り組んでいく」と述べた。志位和夫氏(共産)への答弁。