県勢活躍に期待 プロ野球きょうキャンプイン


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
プロ野球キャンプ情報2013

 プロ野球は2月1日、12球団が宮崎と沖縄の両県でキャンプインする。各チームは1月31日までにキャンプ地入りし、セ、パ両リーグ同時開幕の3月29日に向け、強化に努める。

3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の山本監督も視察のために沖縄に入った。県内には8球団が集まり、宜野座村で始動する阪神のドラフト1位の藤浪(大阪桐蔭高)は緊張した表情で全体ミーティングに参加。パ・リーグ2連覇を狙う日本ハムのドラフト1位の大谷(岩手・花巻東高)は名護での全体ミーティングに参加後、2軍キャンプ地の国頭村に入った。ロッテの伊東新監督は石垣島で練習施設を視察し、オリックスの森脇新監督は宮古島入り。宮崎県内では昨季日本一の巨人の原監督らが宮崎神宮で必勝を祈願した。2月15日からはWBC日本代表の合宿が宮崎で行われ、23日からはオープン戦がスタート、県内で10試合が行われる。
 県内では、日本ハム、オリックス、楽天、ロッテ、中日、ヤクルト、阪神、横浜の8球団が始動。巨人の沖縄キャンプは13日から始まる。
 県勢選手は、ロッテのルーキー川満寛弥投手(宮古総実高―九州共立大)と3年目の伊志嶺翔大外野手(沖尚高―東海大出)、7年目の大嶺祐太投手(八重山商工高出)の3人が1軍スタート。4年目の翔太内野手(同)は2軍で調整する。
 ヤクルトで2年目のシーズンを迎える比屋根渉(沖尚高―城西大―日本製紙石巻)も1軍で始動。仲井真中出身の2年目川上竜平内野手(青森・光星学院高出)は2軍での参加となる。
 日本ハムの糸数敬作投手(中部商高―亜大出)は名護の1軍キャンプで7年目をスタートさせる。ドラフト6位の新人屋宜照悟投手(中部商高―国士舘大―JX・ENEOS)と、4年目の運天ジョン・クレイトン投手(浦添工高出)は、国頭で2軍から始動することになった。
 楽天は、6年目の伊志嶺忠捕手(北谷高―東京情報大出)は1軍でスタート。ルーキー島井寛仁外野手(西原高―ビッグ開発ベースボールクラブ―熊本ゴールデンラークス)が2軍で調整する。8年目の西村弥内野手(沖尚高―東京情報大出)は手術後のリハビリのためキャンプ不参加となった。
 オリックスの比嘉幹貴投手(コザ高―国際武道大―日立製作所)は、1軍で4年目のシーズンを始動させる。
 横浜は、西原町出身で6年目の大田阿斗里投手(帝京高出)、育成選手の佐村・トラヴィス・幹久投手(浦添商高出)が、7日からの嘉手納キャンプに参加する。
 13日からの那覇でキャンプを行う巨人は、3年目のシーズンを迎える宮国椋丞(糸満高出)が1軍キャンプにメンバー入りしている。

<県内のオープン戦>
【2月23日(土)】
▼名護 13時 日ハム―阪神
▼北谷 13時 中日―ロッテ
▼宜野湾 13時 横浜―オリックス
▼浦添 13時 ヤクルト―楽天
▼那覇 13時 巨人―広島
【2月24日(日)】
▼名護 13時 日ハム―広島
▼北谷 13時 中日―オリックス
▼宜野湾 12時半 横浜―ロッテ
▼浦添 12時半 ヤクルト―阪神
▼那覇 13時 巨人―楽天