浦添市長選きょう告示　現職、新人 ３氏の争いへ

　【浦添】浦添市長選が３日告示される。現職の儀間光男氏（６９）＝無所属、新人で元ＮＰＯ法人代表の松本哲治氏（４５）＝無所属、新人で前市教育長の西原廣美氏（６５）＝無所属、自民、社民、社大、民主推薦＝の３氏の立候補が見込まれる。米軍那覇港湾施設（那覇軍港）浦添移設の是非や、米軍牧港補給地区（キャンプ・キンザー）の沖合を埋め立てる、市西海岸開発事業の対応などを争点に、１０日の投開票まで選挙戦が繰り広げられる。

　儀間氏は前回の選挙同様、市民党的立場をとる。３期１２年を務めた経験や手腕、都市開発への意欲と実行力を前面に打ち出し、支持拡大を目指す。
　松本氏は市政の若返りと刷新を訴える。政党や団体の利害によらない候補予定者をアピール。いち早く前哨戦を始め、知名度向上などに努める。
　西原氏は幅広い党の推薦を得て企業・団体などへのあいさつ回りや、地域をくまなく回ることで、自らの政治姿勢や政策の浸透を図っている。
　浦添市の選挙人名簿登録者数は２日現在、８万４６６５人（男性４万７５７人、女性４万３９０８人）。