【中国時報】喫煙の客に憤り 空港へ折り返す 機長判断


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 台北からマカオに向かっていたマカオ航空の定期便で1月28日、乗務員の忠告を聞かず座席で2度にわたり喫煙した乗客に憤った機長が決断し、台北空港に戻るという珍事が起こった。乗客は航空警察に引き渡され、取り調べを受けた。

 この乗客は台湾籍の男性。飛行機は離陸から20分を超えていたが、機長の判断で台北空港にUターン。男性は民用航空法違反で取り調べを受け、煙害防止法にも抵触しているため、県衛生局からも罰金刑が科せられる。
 機内での喫煙は1万元(3万円)から5万元(約15万円)の罰金。煙害防止法に違反するとさらに2千元(約6千円)から1万元(3万円)の罰金が科せられる。他の乗客もこの乗客の傲慢(ごうまん)な態度には憤っており、機長の判断に賛同を示した。