県、インフル警報発令 予防、拡大防止呼び掛け


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 県健康増進課は6日、インフルエンザの流行警報を発令した。ことし1月28日から2月3日までの患者数は2394人で、1定点医療機関当たり41・28人に達し、定点当たり30人の警報レベルを超えた。

同課によると流行しているインフルエンザの種類の中心はA型で、幅広い年齢層に患者が発生している。
 患者数は南部保健所管内で定点当たり51・11人、中央保健所管内で48・76人と多くなっている。同課は感染予防対策として、手洗いやうがい、咳(せき)エチケットなどのほか、マスクの着用を呼び掛けている。また、インフルエンザに罹患(りかん)したら感染防止のため、会社や学校を休むよう求めている。
 同課は「急な熱や咳などインフルエンザの症状がある人は、救急医療の負担を軽減するため、まずは平日の昼間にかかりつけ医を受診してほしい。ただし、妊婦、基礎疾患のある人はすぐに医療機関へ行ってほしい」と注意を促している。