【中国時報】旅行先にタイ急増 中国人の旧正月観光


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 毎年旧正月の連休は、中国から海外へ向かう観光客がピークを迎える時期だが、ことしは年末に公開されたタイを舞台とした映画の影響もあり、タイへの中国人観光客が急増。マレーシアを抜いて、タイで最も多い外国人観光客となりそうだ。

 タイ政府によると、昨年タイを訪れた中国人観光客は延べ250万人。旧正月期間中は、7日間のツアー料金が通常の5千人民元(7万5千円)から8千人民元(12万円)と割高になるが売れ行きは好調で、ことしの旧正月期間中には10万人がタイを訪れるとみられている。
 一方、これまで国内の南国リゾートとして名をはせてきた海南島は、4連泊以上を強要したり、1泊で予約すると9800元(約15万円)と法外な料金を要求したりする例が頻発してイメージが悪化。旅客は減少傾向だ。