「共に初心に帰り出発」 松本浦添市長、EVで初登庁


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
多くの職員から盛大な出迎えを受ける松本哲治市長(中央)=12日、浦添市役所

 【浦添】10日の浦添市長選挙で初当選した松本哲治市長が12日、浦添市役所に第13代市長として初登庁し、大勢の職員が拍手で迎えた。

 市長公用車の廃止を公約に掲げている松本市長は、初登庁から公用車の使用をやめ、自身が持つ1人乗り小型電気自動車(EV)を運転して市役所前に到着。早速、市民との約束の一つを果たした。
 職員の盛大な出迎えを受けた新市長は職員がつくった花道に「何度も市役所には来ていたけど、こんなふうになっているとは。びっくり仰天だ」と、熱烈な歓迎ぶりに目を丸くした。
 就任式では職員らに「私も皆さんも共に今日から初心に帰り、原点に返り、手を取り合って出発したい」と訓示した。
 下地恵典市議会議長は松本市長に「多数の支持を得て当選された。これから自信を持って取り組んで」と激励した。