INACがドリームマッチ 来月17日、対シアトル・レイン戦


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「琉球新報創刊120年FamilyMart DREAM MATCH」の開催を発表する関係者ら=13日、南城市佐敷のユインチホテル南城

 日本女子サッカーリーグ「なでしこリーグ」に所属するINAC神戸レオネッサなどは13日、南城市佐敷のユインチホテル南城で会見を開き、北米の女子プロサッカーチームのシアトル・レインFCとのエキシビションマッチ「琉球新報創刊120年FamilyMart DREAM MATCH」を3月17日に開催すると発表した。

沖縄市陸上競技場で午後0時半にキックオフする。
 神戸には、2011年女子サッカーW杯の優勝やロンドン五輪の銀メダルに貢献した澤穂希や川澄奈穂美らが所属しており、11年と12年にリーグ優勝している。シアトルは米国代表のホープ・ソロなど各国のトップ選手を擁しており、両チームのハイレベルの戦いが期待できる。
 会見で神戸の石原孝尚監督は「(神戸は)今年も世界基準のチームを目指して頑張っている。素晴らしいチームと対戦して自分たちのレベルを確認し、開幕に臨めることが楽しみだ。本気の試合を見せてファンやサポートしてくれた人に感動を与えたい」と話した。
 主将を務める川澄は「沖縄で素晴らしい試合ができることをうれしく思う。シアトルは代表選手が多い強豪だけど、(神戸も)日本の代表としてしっかり戦いたい」と決意を込めた。
 県サッカー協会の具志堅朗会長は「県内にも女子サッカーチームが増えており、彼女たちに素晴らしいゲームを見せて夢を与えてほしい」と期待した。
 神戸は会見終了後、南城市玉城陸上競技場で練習を開始。ランニングのほか、ボール回しなどに汗を流した。シアトルは3月13~25日に中城村ごさまる陸上競技場(吉の浦公園)でキャンプを行う。
 「琉球新報創刊120年FamilyMart DREAM MATCH」のチケットは今月19日からファミリーマートで発売される。