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全国の小学生を対象にした「ありがとうの手紙コンテスト2012」(ファミリーマート主催)の審査がこのほど行われ、九州・沖縄ブロック中学年の部で那覇市立高良小学校3年の大城凪さん(8)が最優秀作品賞に選ばれた。
手紙は弟の祥太郎君(6)に宛てたもので、いつも手紙をくれたり、励ましてくれることへの感謝の思いをつづった。
4回目となるコンテストには、全国から4万4554通の応募があった。凪さんの作品は全国7ブロック、低・中・高学年でそれぞれ選ばれる最優秀作品21点の一つとなった。県内からの最優秀は2009年以来2度目。
凪さんは「しょうちゃん」が生まれて「かわいいと思ったり、ずっとお母さんにくっついてずるいとも思った」と素直な気持ちをしたためた。また、勉強していると、手紙とお菓子をくれたり、怒られたときは、元気が出るおまじないの絵を描いてくれることに「うれしいよ」と書き「いっぺーにふぇーでーびたん!」と締めくくっている。
13日、同校で表彰式があり、沖縄ファミリーマートの大城健一専務取締役統括本部長から表彰状と副賞が贈られた。凪さんが手紙を朗読し、祥太郎君が「しょうちゃんが1年生になったら一緒に遊ぼう」と返事の手紙を朗読した。凪さんは受賞に「とってもうれしい」と笑顔を見せた。凪さんの手紙は、4月2~8日に全国のファミリーマートの店内放送で流れる。また、県内からは学校・団体賞(全国7校)に南城市立大里南小が選ばれた。