基地外禁酒を継続 新指針受け在沖米軍


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 在日米軍は15日までに、在沖米軍が実施してきた基地外での全面飲酒禁止などの飲酒規制措置について、継続すると明らかにした。在日米軍が13日に発表した深夜外出禁止令の緩和については在沖米軍にも適用する。

 在日米海兵隊は15日、日本国内の海兵隊兵士に対する飲酒規制措置について発表。在沖米海兵隊はこれまで午後10時~午前8時に基地内で酒類の販売を禁止していたが解除しており、一部緩和もみられる。
 基地外では、基地外居住者の自宅を除き飲酒を禁止する。また、飲酒後の外出や血中アルコール濃度0・03%以上の兵士の基地外外出を禁ずる。これらは、これまで取られていた措置を継続する。在日米軍によると、県内で基地のゲートでの抜き打ち飲酒チェックも継続。沖縄防衛局によると、米軍が那覇市などで行っているパトロールについても続ける。
 在日米海兵隊によると、外出禁止措置について、三等軍曹以下の兵士に外出の際に同伴者を必要とするなどの規制を設けている。