7月参院選 自民県連、安里政晃氏擁立へ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
安里政晃氏

 自民党県連は16日、7月の参院選に向けた沖縄選挙区の候補者選考委員会(照屋守之委員長)を開き、委員の無記名投票により、過半数を超える賛同を得た、社会福祉法人沖縄偕生会理事長の安里政晃氏(44)の選定を全会一致で決定した。

 来週にも県連役員や国会議員でつくる選挙対策委員会で意思決定して、今月中に党本部へ公認申請を行い、正式決定する予定。
 照屋委員長は「選考委で応募者7人と面談し、政策課題を質疑した結果、安里氏がふさわしいと判断した」と述べ、「沖縄が抱える経済や基地問題の解決に向け、若い世代の力、民間の発想、行動力に期待する」と強調した。
 安里氏は1968年4月生まれ、那覇市出身。東京観光専門学校卒。93年に沖縄偕生会に就職、2009年に理事長に就任した。11年から県教育委員会委員を務める。祖父は社大党元委員長の積千代氏。