ソニー、楽天など日本の大手企業5社はこのほど、新北市(旧台北県)進出の意向を表明した。
事務レベルでの協議も進んでおり、2月18日から21日には同市経済発展局の葉恵青局長が訪日し、最終的な協議を行うことになった。実現すれば、同市への投資総額は昨年比で10%増となる。
今回投資の意思を明らかにしているのは、ソニー、楽天、ユアサ、日立、NECの5社。ソニーは同市の副都心に進出する予定。楽天はすでに台湾進出を果たしているが、運営本部を同市に新設するとしている。
同市は台北市に隣接し、空港や港への高速道路など交通インフラが整備されている上、土地の取得が比較的容易。同市では優位な立地条件を生かし、物流などを主体とした多国籍企業の誘致を進めている。