キングス選手と交流 久茂地小、トレーニングも体験


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スクールキャラバンで記念撮影をする久茂地小の児童とキングスの選手たち=5日、那覇市の同校体育館

 「bjリーグ2012―2013シーズンスクールキャラバン」(bjリーグ沖縄バスケットボール主催)が5日、那覇市の久茂地小学校体育館で開催された。

同校の4年生から6年生までの児童約110人が、琉球ゴールデンキングスの選手たちとトレーニングや質問を通して交流した。
 児童たちの「GO! GO! キングス」コールで金城茂之選手、テレンス・ウッドベリー選手らが登場。質問コーナーで金城選手は「バスケは必ずしも大きい選手が勝つわけではない。日本一になったときは言葉にならないくらいうれしかった」とバスケの魅力を語った。足首のけがで1年以上動けなかったウッドベリー選手は「逆境をいい形で考えた」と体験を語った。
 児童たちは立石泰崇トレーナーの指導に従い、バランスや瞬発力のトレーニングを実施。金城選手のダンクシュートや、ウッドベリー選手のロングシュートのパフォーマンスもあった。
 4年生の宮城朱々(すず)さん(10)は「選手は大きくてかっこよかった。遊びながら体を動かすのはいいなと思った」と笑顔。同じく大城大知(たいち)君(10)は「わざわざ久茂地小のために来てくれてありがたい。ストレッチは体を守るのにしっかりしないといけない」と学んだことを話した。同校の大城武教頭は「こんなに元気な大人がいるんだと、子どもたちが自分の未来を考えるいい材料になった」と語った。