米軍属、男性に暴行逮捕 飲酒検知を拒否容疑で


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 沖縄署は23日、沖縄市上地のゲート通りで、那覇市の男性(29)の顔面を殴るなどの暴行を加えたとして、暴行の疑いで、米軍属(30)を逮捕した。男性にけがはない。同署によると、同容疑者は「何もしていない。米国の偉い人を呼べ」などと容疑を否認しているという。

また、同容疑者から酒の臭いがするが、飲酒検知も拒否している。相次ぐ米軍関係者の事件に基地所在市町村長は反発を強めている。
 逮捕容疑は23日午前6時20分ごろ、沖縄市上地のゲート通りで、那覇市の男性の顔面などを殴打した疑い。同署によると、被害男性が道路沿いに止めていた車の中で代行運転を待っている時に、同容疑者が男性の車を手でたたき、男性が車から出てきたところをいきなり殴りつけたという。同容疑者は平手で顔面を殴打した後、首を絞めて引きずり、拳で顔面を殴打した。目撃者が110番通報し、駆け付けた同署署員が現行犯逮捕した。