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ハンドボールの第46回県総合選手権大会は24日、八重瀬町の東風平運動公園体育館で準決勝、決勝を行い、男子は那覇西クラブが28―22で沖縄クラブを破って優勝した。女子はシーコルズが21―20で那覇西クラブを下して栄冠をつかんだ。
【男子】
▽準決勝
那覇西ク 31―23 BIC
沖縄ク 26―25 パームヒルズク
▽決勝
那覇西ク
28―22(15―10,13―12)
沖縄ク
【女子】
▽準決勝
那覇西ク 33―29 那覇西高
シーコルズ 25―21 コザ高
▽決勝
シーコルズ
21―20(12―12,9―8)
那覇西ク
◆全員で雪辱果たす/シーコルズ
1点を争う競り合いになった女子決勝。シーコルズが沖縄女子リーグ(昨年10月~1月)を制した那覇西クラブを退け、雪辱を果たした。
序盤は那覇西クラブのリードで進んだが、シーコルズはセンターの永田志織、妹で45度の永田小夏らを中心に追い上げ、前半は同点で折り返した。
女子リーグの直接対決で敗れたことが「悔しかった」と永田志。練習時間を増やし、スタミナのある高校生を交えて脚力を鍛えてきた。
選手を兼ねる高嶺かおる監督は、決勝で正面の相手ディフェンスが下がっているのを見て「センターの勝負になる」と声を掛けたという。
高嶺がディフェンスを引き付けた隙に、永田志が積極的にミドルシュート。ディフェンスから西銘紗貴らが速攻を決めるなど、後半、シーコルズは連続7得点を挙げる場面もあった。
ディフェンスの頑張りをたたえた高嶺監督は「全員でつかんだ優勝」と強調。永田志は「チームにいつも以上に勝ちたいという気持ちがあった。走ることを意識してやった」と走ってつかんだ勝利を喜んだ。(宮里努)