きょう開港式典 新石垣空港


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 【石垣】新石垣空港の開港式典が2日午後3時から、石垣市白保の同空港ターミナルビルで行われる。政府や地元行政関係者ら事業に携わった約千人が出席。開港を祝う。

 式典では仲井真弘多知事、中山義隆八重山市町会長(石垣市長)、山本一太沖縄担当相らが祝辞を述べる。
 同空港の滑走路は現空港より500メートル長い2千メートルで、中型機の就航が可能で国際線も備えている。県内への入域観光客増加や八重山からの農産品出荷増に期待がかかる。開港は7日。
 同空港は1976年に基本計画策定のための調査を開始。その後、位置の選定をめぐりサンゴ礁や農地を守る住民らの反対闘争が発生。曲折を経て現在のカラ岳陸上に建設が決まった。