2月23日と24日「シマノジャパンカップ沖縄大会」が開催された。23日は糸満市西崎一文字の通称「なべ堤」と「L文字」に分かれチヌ(クロダイ)釣りの競技が開催された。この日のチヌも食い渋る中12人が対象魚のチヌを釣り上げた。
中でも注目を浴びたのが「なべ堤」で竿を出した新垣薫選手。現在では発売されていない、8.2メートルのチヌ竿を駆使し、居着きのチヌ1.09キロを釣り上げ、見事優勝を手に入れた。
翌24日は通称「那覇一文字」の「北の新堤」と、「中防波堤」を3ブロックに分け、計4ブロックでフカセ対象魚の重さの合計で争われた。この日も魚の活性が低く、前半戦はフカセ対象魚が1尾のみという厳しい状況だったが、午後になって、各ブロックで対象魚のブダイが釣れ、盛り上がった。ベテランの島克徳選手がブダイ2尾を釣って優勝。2位の上原大智選手が20歳、3~5位の3人が高校生と若手の活躍が目立った。
2013ジャパンカップクロダイ
▽1位=新垣薫(1尾、1090グラム、なべ堤1位)
▽2位=親泊腱(1尾、630グラム、L文字1位)
▽3位=大村直人(2尾、700グラム、なべ堤2位)
2013ジャパンカップグレ
▽1位=島克徳(2尾、1630グラム、赤灯1位)
▽2位=上原大智(1尾、760グラム、白灯1位)
▽3位=宮平聖士(1尾、680グラム、北新1位)
▽4位=鹿川拓巳(1尾、590グラム、中堤1位)
▽5位=東徳嶺夢希(1尾、1360グラム、赤灯2位)
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)