軍港移設再び「反対」 浦添市長、立場表明し協議対応


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【浦添】松本哲治浦添市長は7日の市議会(下地恵典議長)3月定例会一般質問で、米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添移設について「受け入れに関しては反対だ」とあらためて表明した。

 又吉謙一氏(無所属)から、反対表明による市の財政へ与える影響などについて問われた松本市長は、「移設は基本的に反対の立場だが、協議まで反対はしない。さまざまな重大な影響も踏まえた上で、慎重に結論を出す」と答えた。
 再度又吉氏から考えを明確にするよう求められ「受け入れに関しては反対だ。今後の協議を踏まえ、その方向で協議を進めたい。反対表明はするが、協議の場について反対しているわけではない」とした。
 松本市長は5日の一般質問では「基本的に反対の立場。他問題との関連もあるので、その部分について関係者と協議し慎重に判断する」としていた。