【中国時報】台湾、カジノ解禁へ 2017年にも併設リゾート


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 台湾政府交通部(国交省)の「国際リゾート村計画審査方法」の草案がこのほど議会を通過し、早ければ2017年にもカジノを併設した国際リゾート村が開業されることになった。すでに、マカオなどからの問い合わせが相次いでいる。

 台湾企業では懐徳(かいとく)連合開発が2400億元(約7600億円)の投資を表明。馬祖(まそ)島にカジノを建設し、対岸の福州市に700ヘクタールの土地を確保して国際観光ホテルを誘致。昼は馬祖島でカジノ、夜は福州に宿泊するというプランを打ち出している。
 同社によると、同事業により8万人の雇用を創出し、多大な経済効果を生むとしているが、ターゲットである中国人観光客の呼び込みには、台湾での賭博行為を禁じている中国政府との交渉が必要で、今後最大の懸案となるとみられている。