F15パンク、滑走路閉鎖 15便2200人に影響


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自衛隊機のトラブルによる那覇空港の閉鎖で、米軍嘉手納基地に代替着陸した民間機=12日午後3時16分、米空軍嘉手納飛行場

 12日午後1時7分ごろ、那覇空港に着陸した航空自衛隊のF15戦闘機の左タイヤがパンク、滑走路上で停止した。空自那覇基地によるとけが人はいない。

トラブルで滑走路が約1時間閉鎖され、到着便を中心とする民間機の少なくとも15便約2200人に影響が出た。米空軍嘉手納基地や別の民間空港へダイバート(代替着陸)や引き返す到着機が出た。
 同基地によると、パンクしたのは第83航空隊第204飛行隊所属の戦闘機。原因は「調査中」としている。外国機の領空侵犯に対する緊急発進(スクランブル)を行い、帰還する際だった。タイヤゴム片の回収などが行われ、午後2時7分に同空港の離着陸が再開された。
 このため、全日空、日本航空など本土からの到着便を中心に影響が出た。出発予定便の運航も乱れ、最大2時間の遅れがみられた。

英文へ→Naha Airport closed after Air Self-Defense Force F-15 fighter gets flat tire