【中国時報】日本抜き中国1位 台湾・1月の輸入相手国


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 台湾政府国家貿易局は7日、ことし1月の輸入先のシェアが20年以上にわたって1位だった日本を中国が追い抜き、初めてトップとなったと発表した。

中国からの輸入は近年堅調に伸びており、本年度全体でも中国が日本を抜くのではないかと予想されている。
 台湾税関の統計によると、ことし1月の中国や香港からの輸入比率は17・6%。初めて日本の15・1%を超えた。旧正月を挟んだ1月と2月の合計でも、中国が15・5%と、日本の15・9%に肉薄している。
 1990年初頭には日本からの輸入のシェアが30%と高かったが、その後、中国の経済的発展に伴い、欧米各国が中国に進出。2003年には中国のシェアが10%に達した。台湾政府は中国の過剰な貿易黒字を緩和することを期待している。