「辺野古移設中止を」 宜野座など3漁協が防衛局に決議文


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大会決議文を手渡す城間盛春宜野座漁協組合長(右端)ら=19日、沖縄防衛局

 【嘉手納】米軍普天間飛行場の移設予定地とされる名護市辺野古沿岸に隣接する海域に漁業権を持つ宜野座漁協(城間盛春組合長)、金武漁協(許田正則組合長)、石川漁協(若津武徳組合長)のメンバーは19日、沖縄防衛局を訪ね、移設計画中止と日米地位協定の抜本的改定を求める決議文を手渡した。

 これに対し沖縄防衛局の遠藤正志管理部長は「日米両政府は、辺野古移設を進める方向性に変化はない。環境アセスメントの結果など漁民の皆さんには説明不足の部分があった。今後、説明の機会を持ちたい」と答えた。
 3漁協は、辺野古移設計画に反対する漁民大会を16日に開き、同決議文を採択した。【琉球新報電子版】