仲嶺伸吾が独演会 30日、国立劇場おきなわ


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独演会へ向け、稽古に励む仲嶺伸吾

 琉球古典音楽「安冨祖流絃聲会」仲嶺伸吾師範(県立芸術大学准教授)の第5回独演会が30日午後2時、国立劇場おきなわで行われる。安冨祖流の先達である金武良仁師、古堅盛保師の録音記録を基に、同流の演奏様式に沿った歌三線を披露する。

 幕開けの「かぎやで風」は仲嶺が立方で出演。「諸屯」で人間国宝の宮城能鳳、組踊「二童敵討」(親子別れの場)あまおへ役で赤嶺正一、「八重瀬の萬歳」で仲嶺眞永が出演する。
 仲嶺師範は「安冨祖流は声楽譜が無い。演奏様式を再確認する研究が必要になる」と語った。入場料は前売り3千円、当日3500円。問い合わせは同劇場(電話)098(871)3350。