全国高校柔道 新垣、無差別級3位


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 柔道の第35回全国高校選手権大会は19日、東京・日本武道館で開幕、初日は個人戦を行い、県勢は女子無差別級の新垣さつき(沖縄尚学)が準決勝で敗れ、3位となった。男子90キロ級の山城太志(同)、女子70キロ級の島袋玲海(同)は、それぞれ8強入りしたが、準々決勝で敗れた。

◆新垣「気持ちが勝った」
 夏の全国総体78キロ級3位の1年新垣さつき(沖尚)が、無差別級でも3位入賞。大会前に右肩と腰を痛めながらも上がった表彰台に「勝ちたい気持ちが勝った。うれしい」と喜んだ。
 1本勝ちしたものの、初戦は硬さから技が単発になったといい、「もっとつなげるようにしたい」と反省。だが、真喜志康孝監督は「けがをしている中で、初戦から気持ちの入った攻めの柔道をしてくれた」と戦いぶりを評価した。
 20日の団体戦では大将を務める。肩や腰の痛みはまだ残るが「気持ちを強く持って頑張る。チームに貢献する」と新垣。「日本一を目指す」という夏の全国総体に向け、奮闘を続ける。