与那国陸自配備、計画見直しも 用地取得交渉難航で防衛相


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 【東京】小野寺五典防衛相は26日午前の閣議記者会見で、与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備をめぐり、与那国町との用地取得交渉が難航していることについて、「今回のように地元の理解が得られない状況であれば、計画全体を含めた形で検討する内容だ」と述べ、配備の撤回を含めた計画見直しの必要性を示唆した。

 防衛省の計画は2015年度末までに与那国島に艦船の動きなど監視するレーダーを配置し、約100人の沿岸監視部隊を配備する。
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