【速報】春季高校野球 北山が初優勝 真和志に2―1


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 第60回県高校野球春季大会(県高校野球連盟主催、琉球新報社共催)最終日は6日、宜野湾市立野球場で決勝戦を行い、北山が真和志に2-1で勝利、初優勝を飾った。北山は宮崎県で開催される第132回九州大会(20~25日)に県代表として派遣される。

 北山はエース・平良拳太郎が先発。強打の真和志打線を相手に初回を三者凡退で切り抜け、その後も毎回のように三振を奪う力投を見せた。真和志の先発・譜久村誠悟も初回を3人で切り抜け、その後は打たせて取る投球で凡打の山を築いた。
 試合が動いたのは三回裏。北山の9番・平良が右前打で出塁。犠打で2死二塁とし、2番・仲地航の中前打で1点を先制した。しかし六回表、真和志は暴投で出した走者を犠打で二塁に送り、2番・呉屋正之助の左越え打で同点とした。
 北山は八回裏、代打の荷川取陽平が右前打などで2死三塁とし、2番・仲地の内野安打で決勝点を挙げた。最後は平良が真和志打線を三者凡退にし、勝利を手にした。