中国の検索サイト「百度(バイドゥー)」がこのほど発表した調査結果によると、中国国内のアプリ販売サイトは44万サイト。1年間のダウンロード総数は465%の成長で、中国はすでに世界有数の新興アプリ市場となっていることが分かった。
中国で開発されたアプリ数は約50万個。アメリカの企業も中国市場の可能性に注目しており、米Evernote社は、中国の利用者数がことし中に日本を抜き、アメリカに次ぐ市場になると予測している。
しかし、中国のユーザーは有料のアプリには比較的興味は薄く、違法コピーが横行するなど、依然問題は多く、ダウンロード数の割には利益が上がらないなど問題は少なくないが、各社とも中国市場への期待は大きく、本格参入の足取りはますます速くなってきている。