【中国時報】台湾の医療観光が順調 中国客増、本土進出も


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 中華民国対外貿易協会の葉明水(ようめいすい)副秘書長は3月29日、台北で開催したシンポジウムの席上、対中国の医療観光が順調な成長を見せており、近年ではアフターケアのために中国に進出する病院も出るなど、新しいステージに入っていると述べた。

 統計によると、昨年1年間に台湾で医療を受けた外国人は10万人以上。そのうち中国人観光客が4割を占めている。言葉が通じるため、韓国に美容観光に行っていた旅行客も台湾に流れる傾向にあり、今後個人旅行の増加に伴いさらなる増加が予想されている。
 一部の病院は術後のケアのため、中国に進出。現在中国では、公立病院の改革が始まっており、中国の病院の経営力と台湾側の技術力が手を結べば、さらなる市場開拓が期待されると台湾の医療関係者はみている。