富村、比嘉に最優秀賞 ゴルフ・アウォード 県勢独占は初


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アカデミック・ゴルフ・アウォードで最優秀賞を受賞した富村真治(右から2人目)と比嘉一貴(同3人目)、知念洋史本部高教諭(左端)=東京都

 【東京】ゴルフと学業で優秀な成績を収めた高校生と大学生を表彰する2012年度JGAアカデミック・ゴルフ・アウォード(日本ゴルフ協会主催)の大学生の部に富村真治(興南高―東北福祉大4年)、高校生の部に比嘉一貴(本部高2年)が最優秀賞に選ばれ、10日、表彰式が東京都内の同協会であった。

両部の最優秀賞を県勢が占めたのは初めて。
 同表彰はゴルフと学業を両立させた選手に贈られ、昨年は比嘉真美子が高校生の部で最優秀賞に輝いたほか、過去に宮里藍、諸見里しのぶ、上原彩子らも最優秀賞を受けた。
 富村は「大学生活で体力、精神面も鍛えられた。卒業してプロの世界で経験を生かしたい」とあいさつ。比嘉は「歴代の受賞者には沖縄の先輩も多くいる。後輩たちに『比嘉って誰だっけ』と言われないよう頑張る」と述べた。