トップ選手 入念調整 石垣島トライアスロン


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大会本番に向けてスイムの練習を行うワールドカップの参加選手ら=12日、石垣市中央公園屋外プール

 【石垣島トライアスロン取材班】石垣ITUトライアスロンワールドカップ2013と石垣島トライアスロン2013(主催・石垣市、日本トライアスロン連合、琉球新報社、沖縄テレビ放送、日刊スポーツ新聞社)を間近に控えた12日、国内外から石垣島を訪れたワールドカップ参加選手らが本番に向けた調整を行った。同市中央運動公園屋外プールには、朝から国内外のトップ選手が足を運びスイムの練習をこなした。

 午前中は雨がぱらつき、プールの水温が20度を切るなど肌寒い中での練習となった。選手らはタイムの計測や、泳法の確認など本番に向けて練習に熱を入れた。
 今回が初の石垣大会参加になる石塚祥吾(日本食研)は約1時間かけて泳ぎを確認した。「1カ月前のムールラバの大会ではいい結果を出せなかったが、その時に比べて調子は上がっている。日本国内の大会なので、応援してくれる人たちを盛り上げたい」と意気込んだ。
 世界トライアスロンシリーズオークランド大会で6位入賞した佐藤優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ)は、「オークランド大会前の仕上がりを維持できており、それをレースに生かせたらいい順位を期待できる」と語った。
 同大会に出場したトニー・ドッズ(ニュージーランド)は「少し疲れもあるが、コンディションは悪くない。冬にいいトレーニングを積むことができたので、以前よりも強くなっている」と力を込めた。