18日県内搬入 PAC3


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 【東京】防衛省が航空自衛隊那覇基地と知念分屯地(南城市)に今月から常時配備する方針を示している空自の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)について、18日に県内に搬入する計画であることが分かった。

 小野寺五典防衛相が12日の記者会見で、県内への常時配備を発表し「4月中のできるだけ早い時期に行いたい」と述べていた。ミサイル発射の動きを見せるなど北朝鮮をめぐる緊迫した情勢に備え、当初2014年度の計画だった配備時期を前倒しする。
 県の高良倉吉副知事は12日、小野寺防衛相との会談で「県民に配備目的を説明し、不安が生じないようにしてほしい」と要望した。