受け入れありがとう 神戸の養護施設児童


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「第7回サンクスおきなわ・ANA交流会」=15日、那覇市のパシフィックホテル沖縄

 神戸市内の児童養護施設の小学6年生を毎年沖縄旅行に派遣している「KOBE三宮ひと街創り協議会・ザ・ファースト」(久利計一会長)主催の「第7回サンクスおきなわ・ANA交流会」が15日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれた。

神戸市内の商店街などから130人の“街衆”が2泊3日の旅程で同日来県、児童の旅を支援する県内やANAの関係者と親睦を深めた。
 旅する機会の少ない児童らが美ら海水族館や沖縄戦で亡くなった神戸市出身の島田叡元沖縄県知事の顕彰碑を巡る旅をしている。この旅を支援する輪でつながる関係に久利会長は「18年前の阪神大震災でも沖縄から物心両面の支援をいただいた。今後も絆を深めたい」とあいさつした。同市の小柴善博副市長も駆け付け「皆さんの熱い熱意で市民交流がここまで発展してきた」と語り、今後の継続を誓った。
 県内からは上原良幸前副知事、嘉数昇明元副知事らがあいさつ。ANA執行役員の白水政治・大阪支店長も訪れた。