【宮古島】県は2014年度以降の下地島空港(宮古島市)の利用方針案を策定する部横断的な作業班を設置する。當銘健一郎土木建築部長が16日、宮古島市役所で下地敏彦市長と会い、「観光、企画部とともにプロジェクトチーム的な組織をつくり、しっかり取り組みたい」と伝えた。
下地島空港は操縦士の訓練で利用されてきたが、日本航空が12年度で利用を終了。全日本空輸も14年度以降は利用のめどがたっておらず、早急な利用計画策定が課題となっている。
當銘部長は市などとつくる利活用検討協議会の議論に触れ、複数案を踏まえて本年度中に具体的な方針をまとめたいと説明した。