百条委の証人尋問始まる 識名トンネル問題


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 識名トンネル虚偽契約問題の真相究明を図る県議会調査特別委員会(=百条委員会、奥平一夫委員長)の証人尋問が18日午前10時、県議会で始まった。24日までに計4回開く。虚偽契約当時の県土木建築部長や担当課長、業者幹部ら計7人が証人。初日の18日は午前に元南部土木事務所主幹の新城実氏、午後に元南部土木事務所長の赤嶺正廣氏が尋問を受ける。

 証人1人当たりの尋問は2時間で、虚偽文書作成や工法変更の経緯、責任の所在などに対し証言を求める。県職員や一般も含めて傍聴できる公開形式。証人のプライバシー保護や発言への影響を避けるなどの理由で、報道機関の写真・映像の撮影は証人が入室する前の冒頭に限定された。