日台漁業協定抗議意見書を可決 そうぞう退席で全会一致、県議会


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 県議会(喜納昌春議長)の臨時会が18日午後、開会し、日台漁業協定への抗議意見書案を全会一致で可決した。そうぞうの3人のうち1人が欠席し、2人が退席した。代表団は22日、政府に直接要請する。

 意見書では「地元への説明がなく、頭越しに締結された」と批判している。その上で「台湾側に大幅に譲歩した内容は県漁業者にとって不利になるため、同協定は許されるものではない」とし、見直しを求めている。首相、外相、農林水産相宛て。
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