1万人参加目指し街宣へ出発 「4・28『屈辱の日』沖縄大会」


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街宣行動の出発式で「がってぃんならん」と声を上げる県議ら=19日正午ごろ、県庁横

 政府の「主権回復の日」式典に抗議する「4・28『屈辱の日』沖縄大会」の実行委員会は19日、大会への1万人規模の結集を目指して街宣行動を始めた。大会当日まで各関係団体の街宣車で県内各地をくまなく回り、多くの県民に参加を呼び掛ける。

 同日正午、県庁横で行った出発式では共同代表の1人、沖縄平和運動センター議長の崎山嗣幸県議が「沖縄を切り離した日を政府自らお祝いするなど言語道断だ。多くの県民の結集を呼び掛けよう」とあいさつ。事務局長の仲村未央県議は「県民、市民の声を内外にしっかり示そう」と訴えた。
 集まった県議らは「主権回復の日式典は『がってぃんならん』」などシュプレヒコールを上げた。ポスターを貼った街宣車10台が市街へ出発した。のぼり300本やポスター約1万枚の掲示、チラシ約1万枚の配布活動も本格化する。
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