地元3高生2位 石垣島トライアスロン


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ゴール後、満面の笑みを見せる「チーム八重山の高校生」の田島魁人君、新城雄大君、半田康起君(右から)=14日、石垣市の登野城漁港

 【石垣】14日に開催された石垣島トライアスロン2013(主催・石垣市、日本トライアスロン連合、琉球新報社、沖縄テレビ放送、日刊スポーツ新聞社)のリレーの部で、石垣市内の男子高校生だけで結成した最年少チーム「チーム八重山の高校生」が2位に入る健闘を見せた。地元勢では1位となり、初出場の若いチームが力を発揮した。

 リレーはスイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロを3人で分担する。スイムは八重山商工2年の半田康起君(16)、バイクは八重山農林3年の新城雄大君(17)、ランは八重山2年の田島魁人君(16)が担当した。
 「どうしても出場したかった」という半田君が呼び掛け人となり、部活や知人のつながりで別々の高校に通う3人がチームを結成。半田君と新城君は顔見知りだったが、田島君は大会前日の13日に初めて顔を合わせた。
 自転車競技で全国高校総体や国体などにも出場する実力者の新城君は「普段は走らないコース。ペース配分を考えながら全力を出し切るための勉強になった」と満足した様子。
 駅伝部の田島君は「風が強くてベストには届かなかったけど、きつい時に知り合いから応援がもらえたので楽しく走れた」と振り返った。
 半田君は「来年もメンバーがそろえば出場したい」と1位獲得に燃えていた。