頂点へ闘志満々 宮古島トライアスロン


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21日の本番を目前に、互いの健闘を誓い合う招待選手たち=19日、宮古島市総合体育館

 【宮古島トライアスロン取材班】第29回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市、琉球新報社)の招待選手を招いた共同記者会見が19日、宮古島市総合体育館で行われた。

あと2日となったレース本番に向けて、優勝を争う国内外の有力選手9人(女子3人)が、それぞれの展望や意気込みを語った。昨年男子覇者のアントン・ブロックヒン(ウクライナ)は「ことしはスイム、バイクでも1位になって優勝したい」と意欲を見せた。
 連覇を狙うブロックヒンは「とにかく勝ちたい。天候が良ければ良い結果が出せると思う」と意気込んだ。昨年準優勝の西内洋行(兵庫)は「昨年過去最高の順位だったので、ことしはさらに上の優勝を狙いたい」と力を込めた。
 同3位だった平松弘道(神奈川)は「昨年はペースを乱してしまったので、ペースを乱さず走りたい」とコメント。同6位の菅沼伸哉(沖縄)は「宮古島は一番好きな大会で、昨年の6位が最高。もっと上の順位に更新できるようにしたい」と話した。
 初出場のマット・バートン(豪)は「バイクでエネルギーを消耗しないようにバランス良くいきたい」と語った。ダニエル・ヴィンブライアー(独)は「初めてのアジアでの大会。バイクでしっかり頑張って、トップに出たい」と上位を狙う。
 昨年、女子の部で優勝を飾ったビーテ・ゴエーツ(独)は「昨年故障してしまったけど、またここに来られて本当にうれしい。やっぱりまた1位になりたい」と、意欲を示した。
 一昨年の優勝者で、3回目の頂点を狙う酒井絵美(旧姓=塩野)=東京=は「体調が良く、本番が楽しみ。今回10回目の節目の大会なので、良い形で終えたい」と、闘志を燃やした。一昨年準優勝だった松丸浩巳(茨城)は「タイムはどうあれ、ランを気持ちよく走りたい」と語った。