高橋、7アンダー単独トップ 金秀シニアゴルフ第1日


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1番でティーショットを放つ高橋勝成=19日、名護市の喜瀬CC(桑原晶子撮影)

 ゴルフの国内シニアツアー開幕戦「金秀シニア沖縄オープンゴルフトーナメント2013」第1日は19日、名護市の喜瀬CC(6881ヤード、パー72)で第1ラウンドを行い、高橋勝成(I.T.OJAPAN&co)が7アンダーの65で単独首位に立った。1打差で崎山武志(クレイジー)が追う。

 川上典一(フリー)は3アンダーの69で6位につけ、友利勝良(サニクリーン)は2アンダーで11位。アマチュアのトップは、比嘉賀信(美らオーチャードGC)で1オーバーの42位だった。20日は同会場で最終ラウンドを行う。
 同トーナメントは昨年までシニア後援競技として開かれていたが、今年からツアー競技に昇格した。(賞金総額2千万円、優勝360万円、出場144選手=アマ72、曇り、気温23度、北の風2メートル、観衆483人)

◇好スコアに上機嫌/高橋、寄せて確実に沈める
 7バーディー、パーオン率94・44%、パーキープ率100%。隙のないゴルフで初日を終えた高橋勝成は、「開幕戦初日で7アンダーのスコアは記憶にない」と上機嫌だった。
 風が弱くショットの距離が合わせやすいことに加え、雨で軟らかくなったグリーンをうまく捉えた。複雑な芝目に多くの選手が苦戦する中、ほとんどを2メートル内に寄せて確実に沈めた。
 ここ2年ほど不調が続いていた。「今年は体の感覚もパッティングも平均してストレスが少ない」と手応えを示す。昨年、賞金ランキングを下げたことも発奮材料になったという。
 2位に1打差で追われる立場だが、「最終日の目標は」と水を向けられ「優勝でしょう」ときっぱり。初の栄冠を視界にとらえた。