宮古島トライアスロン 本番へ高まる緊張


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自転車を調整し、預ける選手たち=20日、宮古島東急リゾート(渡慶次哲三撮影)

 【宮古島トライアスロン取材班】宮古島トライアスロンの本番を翌日に控え、バイクのスタート地点になる宮古島東急リゾートでは20日、選手たちが自転車を預けた。入念に調整を行うなど、最後の準備作業に追われた。高まる緊張感の中、選手たちはレースでの健闘を誓った。

 塚野満さん(40)=千葉県=は「10年ぶりのロング(長距離の大会)出場」といい、宮古島大会は今回が初めて。「子育てでしばらく休んでいたが、子どもが成長したのでトレーニングを再開した。今回は完走を目指すとともに、100位以内に入って来年の出場権を獲得したい」と目標を挙げた。
 柴田小百合さん(48)=東京都=は、3回目の出場。「これまでの大会では無事に完走することができたが、今回は約1カ月半前に足を痛めたので不安がある」と言う一方で、「せっかく抽選に当たり、出場することができたので、楽しみながら走りたい。無理はせず、でも全力で完走を目指す」と意欲を見せた。
 米田和英さん(39)=徳島県=は、初出場のため「緊張している」と話した。週3、4回ほど、仕事帰りにジムに通いトレーニングを積んだといい、「まずは完走を目指す」。
 トライアスロンの魅力について「ライフスタイルの一部になれる魅力的なスポーツ」と笑顔で話すのは、2回目の出場の土井寛子さん(31)=大阪府。平日は水泳教室に通いながら、土日も練習を重ねた。「笑顔でフィニッシュしたい」と笑顔を見せた。