政治

島尻氏も「県外」撤回 辺野古移設「沖縄の取るべき道」

島尻安伊子氏

 【東京】県選出の島尻安伊子内閣府政務官(参院議員)は22日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場を名護市辺野古沖に移設するとの日米両政府の合意について、2010年参院選で掲げた「県外移設」との選挙公約を事実上撤回し、辺野古移設を容認する考えを示した。

「沖縄の発展のため、日米合意に基づいて進んでいくことが道である」などと述べた。白真勲氏(民主)への答弁。
 島尻氏は09年の参院本会議で、県内移設計画の順守などを明記したグアム移転協定への賛成討論を行ったことなどに触れ、「流れをつぶさにみる中、沖縄の取るべき道は間違いなく、日米が合意して進めようとしている道だと確信している。曇りなく、確信をもって進めていきたい」と内閣の一員として県内移設に取り組む姿勢を強調した。
 島尻氏は10年7月の参院選で「県内移設反対」を公約し、再選を果たした。政務官就任時は、安倍晋三首相の名護市辺野古移設の方針について「党内の議論はこれから始まる。現在は何とも言えない状況だ」と言及を避けていた。