【中国時報】初マグロは300キロ 小琉球籍漁船が快挙


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 マグロ遠洋漁業の基地として知られる屏東(ピントン)県東港(トンガン)に20日、ことし初のクロマグロが陸揚げされた。重さは約300キロと大物。屏東県小琉球籍の「満志福(マンジーフー)号」がバシー海峡で釣り上げた。

小琉球籍の漁船による初マグロの陸揚げは12年連続の快挙となった。
 東港漁港でマグロのセリが始まったのは2002年。以来毎年小琉球籍の漁船が初マグロを釣り上げている。これまで最大のものは、05年の320キロ。1キロ5千元(約1万7千円)で競り落とされた。ことしのマグロにも高値が付くと期待されている。
 初マグロとは、屏東県もしくは高雄市所属の漁船が、西太平洋の北の海域で捕獲した180キロ以上のクロマグロで、捕獲した後、直ちに漁港事務所に無線連絡し、かつ最も早く東港漁港に陸揚げされたものでなければならないと、屏東県では規定している。