【中国時報】強盗摘発100%に 監視カメラ設置奏功


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 台北市警察では現在、市内主要交差点に1万3699台の監視カメラを設置している。車のナンバー読み取り・検索システムなどの情報から、昨年は強盗事件の摘発率が100%に達した。

全体の犯罪件数は低下しており、犯罪の抑止力としても活躍している。
 当局によると、昨年市内で発生した強盗事件は68件。監視カメラの映像分析などにより、摘発に至っている。犯罪発生件数も、2008年の279件から大幅に減少。窃盗事件も同年比で、2万2008件から1万1119件に減少した。
 監視カメラは4年前から設置を始めたもので、現在1平方キロメートル当たり55台を設置。カメラは水平には360度、垂直には90度回転する。台北市の設置台数は台湾で最も多く、既に「電子要塞(ようさい)」の観を呈している。