米政府と来月交渉 ハワイ知事、在沖海兵隊受け入れ


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 県議会会派、県民ネットの奥平一夫氏ら県議4人は7日(日本時間8日午前)、在沖海兵隊受け入れの用意があると表明している米ハワイ州のニール・アバクロンビー知事と同州庁舎で会談した。

アバクロンビー知事は6月中旬にも米国防総省などを訪ね、ハワイでの海兵隊受け入れについて交渉する意向を示した。奥平氏によると、同知事は「(自らが米政府と交渉し)日米両政府の協議に影響を与えたい。海兵隊を受け入れることはいつでも可能だ。沖縄に過重な負担がある現状を継続すべきではない」と強調。ヘーゲル米国防長官らと会談する考えを示した。
 ハワイを訪れたのは県民ネットの奥平、玉城義和、新垣清涼、山内末子の4氏。アバクロンビー氏が受け入れを表明していることについて真意を確認し、在日米軍再編の打開策を探る目的で訪問した。奥平氏は「アバクロンビー氏は沖縄の過重な負担を理解しており、仲井真弘多知事といつでも会う用意があるとのことだった。沖縄側からも行動を起こしていきたい」と述べた。