タピオカミルクティーの元祖、台湾の春水堂が早ければことし8月、東京の代官山に出店する。日本企業との技術協力などで実現したもので、台湾店同様、保存料や甘味料無添加で提供する。同店の海外進出は初めて。
出店のきっかけは昨年9月、東京で行われたJATA主催の「旅博」に出展したところ、多くの日本企業からチェーン店加盟や技術移転の可能性に関する問い合わせが殺到。
台湾と同じように、作り置きなしの方式での提供が可能となったため、海外進出を決めた。
タピオカミルクティーは1987年、春水堂が開発した。その後、多くの店で同じものが販売されるようになった。
同店では商品の鮮度や安全性にこだわり、これまで海外出店には消極的だった。