プロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングスは20日、アシスタントコーチの伊佐勉氏(43)と来シーズンのヘッドコーチ就任で基本合意したと発表した。
県出身者がキングスのヘッドコーチに就任するのは初めて。
伊佐氏は宜野湾市出身。興南高時代に選抜大会(ウインターカップ)で準優勝し、ベスト5にも選ばれた。1987年の海邦国体では県代表の優勝に貢献した。専修大時代は関東学生リーグでアシスト王を獲得。社会人では全日本クラブ選手権で優勝するなど数々の実績を残した。キングスが設立された2007年からアシスタントコーチを務めている。
伊佐氏は「多くの県民から愛されるキングスのヘッドコーチに就任し、光栄な気持ちと身の引き締まる思いだ。伝統ある沖縄のバスケットを、キングスを通じて表現し、県民が元気になれるチームをつくりたい」とコメントした。