韓国航空便の拡充要請へ 沖縄からトップセールス出発


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誘客拡大に向けた韓国航空各社への要請に意欲を見せる県トップセールスの一行=21日午後0時16分、那覇空港国際線ターミナルビル

 海外からの誘客拡大を図ろう、と県の高良倉吉副知事や下地敏彦宮古島市長、中山義隆石垣市長、安里繁信沖縄観光コンベンションビューロー会長らをメンバーとした韓国トップセールスの一行が21日午後1時、那覇空港からソウル市仁川国際空港へ空路出発した。一行らは同日夕のアシアナ航空をはじめ、22日にはジンエアー、大韓航空、ティーウェイ航空の各社を訪問。沖縄本島や宮古島、石垣島への定期便新設を含めチャーター便運航、期間限定便就航など韓国と沖縄の観光による交流促進を目指し、要請する。

 出発を前に、那覇空港国際線ターミナルビルで結団式が行われた。高良副知事は「ソウルでは各社に対しこれまでの就航への感謝を示しながら、定期便拡充や新規定期便化などを要請していく。沖縄といっても各島にそれぞれの魅力がある。じかに足を運んでもらい、その魅力を体感してもらえるように、沖縄側の熱意を伝えたい」とあいさつした。
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