アカイチャー好調


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 梅雨時期に入ってディープエギングのアカイチャーが好調に釣れている。5月12日、ユニチカプロスタッフの杉原正浩さんのお誘いで、津堅沖のディープエギングに同行した。乗船者は沖縄スクイッドジャンキーズの徳田聖雄さんと、大きなイカが釣りたくて沖縄に移り住んだ纐纈(こうけつ)真実さんの計3人。

 纐纈さんはボートエギング3度目の挑戦で、良い釣果に恵まれなかった。しかし、この日の纐纈さんは違った。南風漁港を午前6時30分に出船し、津堅沖でエギに15~20号のオモリをセットしてエギング開始。最初のヒットは纐纈さん。午前7時53分底近くをトレースするようにしゃくっていると、根掛かりのようなアタリがあり、竿を上げてみると、ジィー、ジィーとイカ特有の引きでラインを引き出していく。

 初めての大物の引きに戸惑ったが、ベテラン2人と船長の的確なアドバイスで10分後に釣り上げたのは2.7キロのアカイチャー。その後も2杯のアカイチャーをヒットさせ絶好調。これまで陸(おか)っぱりで235グラムが自己ベストだった纐纈さん。釣ったイカの大きさもうれしかったが、自分のことのように喜んでくれる釣り仲間ができたことが一番うれしかったようだ。

釣船海屋(090・5021・6252)

12日、津堅沖で2.7キロのアカイチャーほか3杯を釣った纐纈真実さん
7日、那覇一文字で2~4キロのタマン21尾を釣った比嘉さんと富原さん
5月9日、宜名真漁港で57センチ2.5キロと、50センチ1.9キロのタマンを釣った渡慶次ノリ子さん
4月29日、渡名喜沖のジギング(ラインPE2号・リーダー12号・ジグ:シーフロアコントロール ガーキー300グラム)で48.5キロのイソマグロを釣った上村英樹さん(釣船ゆりか)
14日、金武湾伊芸沖で122センチ、11.2キロのイノウサワラを釣った古謝哲也さん
15日、慶良間でカツオやタマン、ムネアカクチビなど、2人で19キロオーバーを釣った川端勝巳 神谷翔吾(左、沖縄桜會)
12日、糸満沖のジギングで16キロのアーラミーバイを釣った国吉真次さん
15日、本部海岸で41.9センチ1.7キロのカーエーを釣った仲村徹さん
12日、石川漁港で36センチ0.96キロのカーエーを釣った石川たかおさんと川原なおきさん
11日、伊計島で63センチ3.4キロと、58.3センチ2.5キロのタマンを釣った下門秀勝さん