片脚けが痛々しく セイタカシギ、金武で


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片脚をけがしたセイタカシギ=金武町並里の水田

 【金武】金武町並里の水田で今月に入り、片脚をけがしたセイタカシギがたびたび目撃されている。特徴のピンク色の長い脚のうち、右脚が壊死(えし)しているとみられ変色。

餌を探す際、もう片脚と羽を使いながら移動している。
 18日にその様子を撮影した北中城村島袋の比嘉盛一さん(62)は「とても痛々しい。餌もうまくとれないのではないか」と心配そうに語った。
 沖縄野鳥の会によると、セイタカシギは越冬のため沖縄に飛来し、この時期にはほとんどが沖縄を去るが、まれに6月に入って確認されることもある。